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獨協大学法科大学院で学んで弁護士になる技術

獨協大学地域と子どもリーガルセンター企画に参加しました。

9月1日、3日、4日に、獨協大学地域と子どもリーガルセンターが主催する「模擬リーガルクリニック」に参加してきました。

「少年事件逆送事件と裁判員裁判」をテーマに、事件を犯した非行少年とどのように接するかを学びます。

1日目は、事件を起こした少年との模擬接見を行いました。

文教大学の臨床心理士コースと提携したプログラムが組まれており、文教大学大学院の学生さんが非行少年役を演じてくれました。
強盗致死事件という重大な犯罪を起こした少年役に接見するという設定なのですが、少年の受け答えがあまりにも淡々としていた(「はい」「いいえ」「ちがいます」とかしか言わない)のにイラついて、「こんなやつ弁護する必要ないだろっ。殺されてしまった人の魂はどこいくねん!」と思ってしまいました。

模擬接見が終わった後、文教大学大学院の臨床心理士コースの先生(臨床心理士)から、今回の模擬接見の趣旨説明(種明かし)を受けます。

いわく、今回の少年役は「アスペルガー症候群」を患っている少年を演じた、とのこと。

アスペルガー症候群とは、発生言語の遅れが認められない自閉症のこと。
①他者の感情が理解できない、②場の空気が読めない、③文脈や感情よりも事実を確認する傾向が強い、という特徴をもつ発達障がいだそうです。
「アスペルガー症候群を患っていると淡々とした受け答えしかできない」「文脈や感情よりも事実を確認してしまうため、誘導にのりやすい」など、解説を受けました。
(「その事件を目撃した人になったつもりで、話してください」という質問に答えられない人は、アスペルガーの疑いがあるそうです。第三者的な再現ができないのがこの障がいの特徴。)

アスペルガー症候群という言葉と症状を初めて知り、事件を見る目がガラリと変わりました。
あの少年のふてぶてしい態度は「わざとではない」のだということがわかると、少年を「理解するように努めよう」と思えるようになりました。

相手を理解すればものの見方が変わる・・・。不思議な衝撃を受けました。

1日目は自閉症の少年に対する質問法や、少年が捜査機関に拘留されているときに気をつけなければならないことなど多くを学びました。


2日目は、捜査資料と調査官意見書を読み込んで、実際に付添人意見書を作成するというプログラムでした。
班ごとに分かれて「どのような意見書を作ったら検察官への逆送を阻止できるのか」を考えて、意見書を作ります。
獨協大学地域と子ども法律事務所の弁護士の先生方に細かい点をいろいろ教えてもらい、意見書を作る際のノウハウを吸収することができました。


3日目は、模擬裁判(裁判員裁判)の傍聴を行います。
獨協大学法科大学院の3年生が、検察側と弁護側に別れて裁判をします。
3年生は、2年半法律をみっちり勉強してきただけあって、尋問技術や刑事訴訟法の手続きなど、細かい点をしっかりと押さえていました。さすがです。
自分も3年生になったら、あの模擬法廷に立って、格好よく弁論をしようとなどと思いました。

裁判員裁判の模擬法廷を傍聴するのは初めてでした。
検察官側・弁護側の双方とも「ストーリーを作ってものすごくゆっくりと話す」、「パワーポイントを活用して裁判員に訴えかける」など、裁判員裁判を意識した訴訟追行をしていたのが印象的でした。

現役の家裁の調査官が登場し、弁護側の証人として法廷に立ちました。
少年事件を3000件以上担当してきたという人の意見は非常に説得的でした。机上ではなく、実際に事件を見てきた人の台詞には重みがあるなと感じました。

模擬法廷終了後、その家裁調査官の方から1時間程度お話を聞いて解散しました。


夏休みをまるまる3日使うので、参加に躊躇していましたが、参加してみてよかったです。
とても有意義な時間を過ごせました。

希望者のみが参加するクリニックですが、オススメです。
来年もできる限り参加します
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