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ノルウェイの森 再読考

10年ぶりにノルウェイの森を読み返しました。

10年前読んだときはあまりに面白く・せつなくて、誘われていた合コンをすっぽかして読みふけりました。ラストまで一気に読み終えて、ぶわっと鳥肌が立ちました

10年経った今読んでみると10年前とはアンテナが違います。
当時知らなかった単語は知っているし、気づかなかった伏線にも気づけるし、刺激を受けるコトバなども多く捕まえることができました。
当時知る由もなかった音楽も今は知っています。(ビル・エバンスのピアノを聴きながら・・・というくだりをビル・エバンスのCDをかけながら読んでみたり。)

話の本筋とは関係ないところですが、印象に残ったのが「緑」と「僕」との次の会話の部分です。
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「ねえワタナベ君、英語の仮定法現在と仮定法過去の違いをきちんと説明できる?」
「できると思うよ」と僕は言った。
「ちょっと訊きたいんだけれど、そういうのが日常生活のなかで何かの役に立ってる?」
「日常生活の中で何かの役に立つということはあまりないね」と僕は言った。
「でも、具体的に何かの役に立つというよりは、そういうのは物事をより系統的にとらえるための訓練になるんだと僕は思っているけれど。」
緑はしばらくそれについて真剣な顔つきで考え込んでいた。「あなたって偉いのね」と彼女は言った。
「私これまでそんなこと思いつきもしなかったわ。仮定法だの微分だの化学記号だの、そんなもの何の役にも立つもんですかとしか考えなかったわ。だからずっと無視してやってきたの。そういうややっこしいの。」
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僕も「緑」タイプだったので、この一文にはなるほどなぁと感心しました。
「なぜ勉強しなければいけないの?」という質問には「君が自分自身で夢を叶えやすくするためさ」と答えられますが、「なんでこんな役に立たないことを勉強しなければいけないの?」という質問に対しては、適切な答えを見つけることはできませんでした。
今回この部分を読んで適切な答え方を見出せました。
これで、自分の子供に質問されたらちゃんと説明してあげられる親父になれるぜ!



小説全体を読み返した感想は、「この小説はたぶん何歳になって読んでも面白い。」です。
やはり今回も、ラストまで一気に読み終えました。10年前の自分よりも、ぶわっと鳥肌が立ちました。たぶん読み返していたときに合コンに誘われていたらすっぽかして、読みふけたでしょう。

年をとればとるほど、小説や映画から感じ取れるものは増えてきます。
成長ってやつはすばらしい調味料です。

P.S.村上春樹小説の「羊・・・」シリーズは「ノルウェイの森」と主人公の設定が似ています。
そのシリーズの中の主人公の「僕」は大人になって友人と法律文献専門の翻訳事務所を共同経営して、悪くない生活を送っています。(その友人は「僕」に「俺たちは成功者だ」なんて言います。その友人とは共同経営をしてからあまり話さなくなったけど。)
「僕」は、平日に、ブルージーンズに白いテニスシューズという格好で町をぶらついて、ジャズ喫茶に入ってコーヒーを飲んだり、バーでウィスキーを飲んだり、レコードを買いあさったりしています。

学生の頃、村上春樹小説を読んで「いいなぁ、こんな生活。『友人と事務所を共同経営』という点と『ブルージーンズに白いテニスシューズというファッションセンス』以外真似したい」なんて思ったものです。

夢:「法律事務所を経営して、地元の人々に愛されながら、悪くない生活を楽しむ。」
10年以上前の思いを現実にするために勉強を楽しみます!
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