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株式分割をすると株価が上がるのはナゼでしょう?

会社法で株式分割について勉強しました。
「株式分割をすると、株価が上がるから、株主にとってウェルカムなんだよ!!
だから、株式併合の場合と違って、取締役会の決議ですることができるんだよ!!
・・・(フぅーン)←鼻を吸う感じ

教科書等には、「株式分割は、会社の資産を変動させることなく発行済株式総数を増加させるものであり、株価を引き下げる効果を有する。」なんて書かれています。

株価を引き下げる効果があるのに株価が上がる・・・。
うん。言っている意味はわかります。

では、なぜ株式分割が行われると、株価が上がるのでしょう?
この点について、明確な根拠はないそうです。
マーケットは気まぐれです。株価は人間の感情(主に群集心理)で動くものですから、理屈という名の物差しでは計れません。

ただ、投資関係の本を読むと、このあたりのことがわかりやすく書かれています。
たとえば、かの有名な世界一シリーズは、本当に世界一わかりやすく説明してくれています。


なぜ、株式分割がなされると株価が上がるのか。
株の本などで学んだ知識で、わかりやすく噛み砕いて解説してみます。

答え:株式分割がなされると、株を買う人が増えるから。
→①株式分割を行うと、株が買いやすくなる。
→②新たに株を買う人が増える。
→③株価が上がる。

・・・ということですね。


わかりました?
わかったら、声に出して、「わかったよ!」って言ってみて?




せーの!!・・・・



















ここで、
「わかったよ!」と言ってくれた人は、実はわかっていません。

この説明だけでは、まだまだ説明不足です。

先ほどの説明だけで株価が上がるとはいえません。
②と③の間に論理の飛躍があることに気づきましょう。
株式市場における株価は需要と供給によって決せられます。
新たに株を買う人が増えたからといって、株を売る人が同じ数だけいたら、株価は上がりませんよね。

したがって、「なぜ株が売られないのか」を説明しないと、きちんと最後まで説明したことにはならないのです。

②と③の間に入る論理:株式分割期間中は、株を売る人が少なくなる。
→株式分割手続では分割期間(分割作業をする期間)が定められる。
→この期間が経過するまでは、既存株主の持株数は今までのまま。
→他方、株価は分割される分だけ下がる。
→分割期間が経過するまでは、既存株主は、実質的には半分の株しか持っていない状況である。
→既存株主は自分の株を売るに売れない。

結局、まとめると、
1、株式分割により株を買いたい人が増える。
2、分割期間中は株が売られる数が少なくなる。
3、株式の需給関係に変化が起きる。
4、株価が急上昇する。
ということですね。

今度こそわかりました?

知識は知っただけでは知らないのと同じ。
自分なりに解説ができて初めて使える知識になる。
解説ができない知識はないのと同じ。


勉強したことは正確に理解して、人に解説できるようにしよう!
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コメント

ホリエモンはこれを利用して100分割後にうりぬけたんですよね

うーん。いまいちわかったようなわからないような。

株式分割はそれが行われる基準日みたいなものがあって、その日を過ぎたらいきなり株価が半値になるという理解だったのですが(その分持ち分はその日を過ぎたら2倍)。

だから投資家は理論的には損失が全くないので、株の売買には制限がなかったような・・・

「2.分割期間中は株が売られる数が少なくなる」という部分がいまいちよく分かりません((+_+))

今度もうちょっと詳しく教えてくださいな(直接会ったときにでも)

Re: タイトルなし

>よどさん

よどさんの理解で合っていますよ。

この話は、株式分割~基準日までの期間の事実上の持株数減を考えることがポイントです。

・「4月30日の株主名簿に記載された株主の所有株式数を1株につき2株の割合をもって分割する」という公告がなされたとします。
・6月1日が分割基準日だとします。
・4月30日~6月1日は、会社が株券(ないし株券にかわる電子情報)を用意する期間です。
・投資情報としては、4月30日以降のチャート上には分割後の株価(半値)が表示されます。

以上を前提にして、「4月30日前に1000円の株を1000株保有しているAさん」を例にあてはめていきましょう。
(100万円分の株あり)

→4月30日時点で株価は半分の500円に下がります。
→6月1日までは、Aさんの保有株は1000株のままです。
→Aさんの株の売却はもちろん自由ですが、全部売っても50万円しか回収できません。
→6月1日になれば、Aさんは1000株もらえますが、それまでの間、実質的にAさんは半分の株しか売ることができない状態です。
(実質的な(潜在的な)権利はあるけれど、形式的に売れるモノがないという宙ぶらりんな状態なのですね。)
→一度に半分の株しか売れないとなると、懸命な投資家Aさんは売り控えます。(「利食い・損切りを一気に行う」手法をとる投資家は多い。逆に、手仕舞いを段階的に行うことの優位性はほとんどない。「その会社と別れるのなら一気に。関係を持ち続けるのならそのまま。」というのが一般的ですよね。)

結局、投資家の行動に事実上(経済合理性)の制限がかかり、そのために売り圧力が下がるのだと思います。

とはいえ、このことも含めて、「『株式分割すると株価が上がる』という命題の証明は明確にはなされていないんだけよ(フぅーン(←鼻を吸う感じ)!」と授業でも言ってましたよね)
適当に、「そんなもんか」という感じでいいと思います(笑)。

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